超メモ帳
超メモ帳
since20081207
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
!マイクについて!
基本的にどんなマイクで録音しても音源は作れます。
スカイプマイク・ヘッドセットのマイクはもちろんですが、音質はさておいてイヤホンの耳に突っ込むところでもいちおう録音はできます。
スカイプマイクは安価であるものの音質は低く、ややこもった感じの声になる傾向があります。通話用のマイクは「何を言ってるかがわかる」程度の感度であり、通話が聞こえづらくなるノイズの原因となる高音を拾わないためです。
・・・・余談ですがうちんとこの音源はノートPCの内蔵マイクです。
初めての場合はマイクに依る音質のことは仰々しく考えず、「とりあえず録ってみよう」の心構えで十分です。
いきなり本式のマイクを買うのはおすすめできません。
そういったマイクは往々にしてマイクとPCの間にオーディオインターフェースが必要です。つけないとあまりに入力音量が小さすぎ、PC内部で若干乗るノイズに負けたりします。
(音のこもりの例についてはブログの別記事で)
!設定など!
Win7では、マイクの設定のうちノイズ抑制はかけないでください。
高音が削れ、こもった音になります。
(初期設定ではチェックは入っていないので、入れた人だけ)
スタート→コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→オーディオデバイスの管理→録音→プロパティ→拡張→「ノイズ抑制」のチェックを外す
!録音の時の注意!
・マイクに直接息がかからないよう、ポップガードをつける
マイクに息がかかると、発声の頭などで音が割れたり、ボフッという音が入ったりしてしまいます。これを防ぐために、できたらマイクに直接息がかからないよう遮るものをつけましょう。
気合入れた本式の録音でもなければ、ティッシュをかけて軽くとめるか、曲げた針金ハンガーにストッキングをかぶせたような即席のもので十分です。
・できるだけリップノイズが乗らないように
リップノイズは口を開いた時に唇がくっついた状態から離れる時に微かに鳴る音です。
リップクリームなんかあると抑制できるそうです。
・声の音量
OREMOを使って録音した時、表示される黒い波形が上端下端にくっついて音割れの状態にならない程度でできるだけ大きめが望ましいです。(声:バックグラウンドノイズ の比の問題、音量が小さいほどノイズの割合が大きくなってしまう)
また、できるだけ音の始めから終わりまでおなじくらいの音量を心がけましょう。
(音の後ろに行くほどデクレッシェンドの尻すぼみになっていると、上記の問題で音の後ろほどノイズがちになるため)
・声の高さ
1音源(音素の1セット)のなかではできるだけ声の高さを一定に揃えましょう。
極端に音素高が違うと、UTAUを通して歌わせた時に音素ごとの声質の違いとなって現れ、違和感が強くなります。
また音素ひとつのなかでも、はじめからおわりまで一定の高さの声であるのが理想的です。
NHPのページにある通りガイドBGMに従って録ると楽です。
NHPのページにある通りガイドBGMに従って録ると楽です。
・声の長さ
基本的に2秒くらいあればUTAUを通す時には十分ですが、短いよりはちょっと長めのほうがいいです。
・そのほか
できたら声が震えないように気をつけてください。
・録音する部屋にある、音の出るものや電気製品を止めたりする
バックグラウンドノイズ(声の後ろにはいる雑音)をできるだけ少なくなるようにしましょう。
冷蔵庫等があれば、一時的にコンセントを抜いたり(数十分程度なら中に問題はありません)
テレビの場合も主電源から切ったほうがいいようです。
(電化製品から出る電波が拾われてノイズになることがあるためです)
(電化製品から出る電波が拾われてノイズになることがあるためです)
もちろんエアコンはつけないほうがいいのですが、熱中症などには十分ご注意ください。
後述のPCファン音の問題もあり、暑い夏の日中は録音には向きません。
・PC録音の場合は、できるだけファン音が小さくなるように
PC録音の場合、環境音よりファン音のほうが大きく雑音として乗ることがよくあります。
暑い日は避けましょう。
!録音後の音素いじりの注意!
・無駄な無音を切って音素を短く軽量化するときに
音のあたまにある子音は絶対に一緒に切ってしまわないようにしましょう。
波形が母音部になって大きくなる前のところにある比較的小さな波形です。
(ぱ行などは母音から少し離れていることもあります)
ノイズに紛れて見えにくいこともありますが、ここを一緒に切ってしまうと滑舌が壊滅します。
例:かつぜつ(katsuzetsu)→あうえう(aueu)
・ノイズ除去
Audacityでノイズ除去をかける場合、バックグラウンドノイズを一旦「覚えさせ」ないといけないので、無音切りの前に行いましょう。
(ノイズ除去についてはブログの別記事で)
PR